これまで、海況の把握は調査船による現場観測に多くを依存してきましたが、日本海を広くカバーするのは困難であり、観測回数も限られていました。本システムにより、日本海における時空間的に空白のない海況把握が可能となり、スルメイカ等の重要水産資源の変動要因の解析をはじめとして、水産資源の分布把握や大型クラゲの漂流予測など水産海洋環境の研究に広く寄与するほか、漁業者や海を利用する一般の方々にも有用な情報を提供できます。

• 共通基礎数値データ（気象データ）
• 衛星データ（NOAA 海面水温データ）
• 高速メモリアクセス演算システム（SX-9, 数値海況予測モデル）
• バーチャルラボシステム

• ポスター：seika08-7-jade-system-2.pdf
• 日本海海況予測システム HP： http://jade.dc.affrc.go.jp/jade/
• 日本海におけるエチゼンクラゲの回遊予測シミュレーション： seika-kurage-kaiyuu-070406.pdf
• スルメイカの分布情報をリアルタイムで提供する： seika-surumeika-1.pdf